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COLUMN

サブミッシブの女性が結婚相手に求めていること|隠さなくていい婚活

サブミッシブの女性が結婚相手に求めているのは、支配の強さや嗜好への詳しさよりも、「この人になら話せる」「この人になら預けても、暮らしは守られる」と思える安心なのだと感じています。仲介の立場で多くのお二人のご紹介に携わってきた、カウンセラーとしての実感です。

婚活を続けるなかで、こんな思いを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • 条件の合う人と会っても、いちばん大切なことが話せない
  • 言わないまま結婚して、この先ずっと隠し続けられるのか分からない
  • 嗜好の合う人を探すと、今度は結婚の話にならない

カウンセラーの真柴 渉です。私どもは、当人どうしが直接やりとりする形ではなく、事務局が間に入る仲介型の相談所として、多くのお二人のご紹介に携わってきました。この記事では、サブミッシブの結婚が難しく感じられる理由と、結婚相手に求められていることの傾向、そしてドミサブの結婚を考えるときに確かめたいことをお伝えします。

目次

サブミッシブの結婚が難しく感じられる理由

サブミッシブとは、ドミサブ(D/s)の関係で、信頼する相手に判断や主導を委ねる側のことです。言葉の意味は、サブミッシブとは? M女性との違いと「委ねたい」気持ちの正体とドミサブ(D/s)とは?ドミナントとサブミッシブの意味とSMとの違いでまとめています。

条件の合う相手に、いちばん大切なことが話せない

一般の婚活では、お仕事や年齢、暮らし方といった条件から出会います。どれも大切なことです。けれど話が進むほど、嗜好のことを切り出す機会は遠のいていきます。

「いつ言おう」「言ったらどう思われるだろう」。そう考えているうちに、お相手と会うこと自体が重くなってしまう。そんな方もいらっしゃるのではないかと思います。

嗜好の合う相手とは、結婚の話に進みにくい

反対に、SNSや掲示板には、ドミナントを名乗る人がたくさんいます。嗜好の話はしやすくても、その人が結婚を考えているのか、そもそも今ご結婚されていないのかを、文章のやりとりだけで確かめるのは難しいものです。

どちらの場所でも、自分の半分しか見せられないことがある

一般の婚活では嗜好を隠し、嗜好の話ができる場では暮らしや結婚の希望を言いそびれる。行き詰まりの正体は、ここにあるのかもしれません。

それは、あなたの努力が足りないからではなく、探している場所の作りによるものだと私は思います。

サブミッシブの女性が、結婚相手に求めていること

ここからは、私が感じている傾向をお話しします。個々の方のお話ではなく、ご紹介に携わるなかで積み重なった大まかな実感としてお読みください。もちろん、人によって違います。

1. 「この人になら話せる」と思えること

条件よりも、言いにくいことを言葉にできる相手かどうかを大切にされる方が多いと感じています。

嗜好のことだけではありません。体調のすぐれない日のこと、弱音、「今日は無理です」のひとこと。委ねる関係は、話せることが土台になります。

2. 委ねても、暮らしと人付き合いを大切にしてくれること

「委ねたい」は、「すべてを差し出したい」という意味ではありません。お仕事、ご家族、ご友人。これまで大切にしてきたものを、そのまま大切にしてくれる人を求めているのだと思います。

3. 「やめて」と「見直したい」が通じること

結婚は、長い時間をともにすることを考える関係です。そのあいだに、気持ちも体調も環境も変わることがあります。

だからこそ、「やめて」と言えば止まること、「この形を見直したい」と言えば話し合えること。変わることを許してくれる人かどうかは、結婚相手を考えるときに、とても大きなところではないでしょうか。

4. 強さより、引き受ける落ち着きがあること

口調の強さや自信のありそうな様子と、導く力とは別のものです。約束を守る、決めたことの責任を負う、機嫌で態度を変えない。お相手側のドミナントについては、ドミナントとは?意味とサディストとの違い、信頼できる人の見分け方でお伝えしています。

5. 嗜好を抜きにしても、一緒にいたいと思えること

話すテンポ、言葉の選び方、ちょっとした気づかい。相性を左右するのは、嗜好の名前より、人と人としての合い方であることが多いと感じています。BDSM診断でサブミッシブと出たら? 結果の読み方と次の一歩でも同じお話をしました。

その人と一緒にいることで、あなたの人生が少し豊かになりそうか。結婚を考えるなら、ここがいちばんの手がかりになると私どもは考えています。

主従の恋愛と結婚で、お相手に見るところの違い

主従の関係に惹かれる気持ちと、結婚相手として確かめたいことは、重なる部分もあれば、少し違う部分もあります。整理すると、次のようになるかと思います。

主従の恋愛で惹かれやすいところ結婚相手として確かめたいところ
言葉導いてくれる、頼もしい言葉言ったことを守る、約束に誠実である
決めること迷ったときに決めてくれる大事なことは、話し合ってから決められる
連絡こまめな連絡や報告のやりとり忙しい日、体調の悪い日に無理を言わない
関係の範囲二人だけの時間や約束お仕事、ご家族、ご友人を大切にできる
「やめて」限度を守ってくれる関係の形そのものを見直す話ができる

左の列に惹かれる気持ちを、否定する必要はありません。右の列も満たしている人かどうかを、落ち着いて見ていただければと思います。

仲介の立場で感じる、男女の「結婚」の思い描き方のズレ

ここも、会う日時の調整やお断りの取り次ぎなど、ご紹介に携わるなかで積み重なった大まかな実感です。どちらが正しいという話でも、誰にでも当てはまる話でもありません。

同じ「結婚」でも、思い描く順番が違うことがある

委ねる側の女性は、結婚を考えるとき、まず「暮らしの中で安心していられるか」を思い描く方がいらっしゃるように感じます。

一方で、導く側の男性は、「どんな関係を築いていくか」を先に思い描いていることがあるのではないかと思います。

どちらも大切なことですが、順番が違うと、同じ「結婚」の話をしているつもりで、少しすれ違うことがあります。

「主従」という言葉の重さも、人によって違う

同じ「主従関係」「ドミサブ」という言葉でも、二人の時間の中の約束を思い描く方もいれば、毎日の連絡や報告まで含めて思い描く方もいらっしゃいます。

言葉が同じだけに、違いに気づきにくいところです。「主従を分かっている人」という安心だけで、話を先に進めないでいただければと思います。

ズレは、相性が悪いということではない

思い描き方が違っていても、それだけで合わないということにはなりません。困るのはズレがあることより、ズレを話せないことだと感じています。

私どもは、嗜好は、すでにある型に当てはめるより、二人の関係の中で育っていくものだと考えています。結婚の形も、お相手と出会ってから、二人で少しずつ言葉にしていけばよいのだと思います。

嗜好を隠したままの婚活に行き詰まったら

隠してきたのは、悪いことではありません

嗜好は、ごく個人的なことです。誰に、いつ、どこまで話すかは、あなたが決めてよいことです。これまで話さずにきたのは、ご自分を守るための、自然な判断だったのではないでしょうか。

「言わずに結婚する」を考えるときの問い

言わない選択をされる方もいらっしゃると思います。正解はありません。迷ったときは、次のことを思い浮かべてみてください。

  • 話さないまま、長い時間を一緒に過ごすことを想像して、どう感じるか
  • 嗜好のことを話せないままでも、この人といたいと思えるか
  • 話さないことで守りたいものと、話さないことで手放すものは何か

すぐに答えが出なくて構いません。思い浮かべたときの気持ちが、そのままあなたの手がかりになります。

打ち明ける相手を探すより、前提が同じ場所で探す

一般の婚活で打ち明けて、受け止めてもらえるご縁もあると思います。ただ、一人ひとりに打ち明けて反応を確かめていくのは、とても重いことです。

はじめからドミサブの関係を分かり合える方との出会いを前提にした場所であれば、「いつ打ち明けるか」という重さは、ずいぶん小さくなるのではないかと思います。

ドミサブの結婚を考える相手と、確かめたいこと

お相手が見つかったら、次のようなことを少しずつ確かめていくと安心です。一度に全部を聞く必要はありません。

  • 結婚をどう考えているか、いつごろを思い描いているか
  • 今ご結婚されているかどうか
  • お子さんのこと、ご家族との関わり方
  • お仕事やお金についての考え方
  • 限度や「やめて」の話に、どう応じてくれるか
  • 主従の関係を、暮らしのどこまで持ち込みたいと考えているか

嗜好の話より先に、人としての話を

嗜好が合うと、そこから話を進めたくなるかもしれません。けれど結婚を考えるなら、暮らしや人付き合いの話を後回しにしないでいただければと思います。

立ち止まってほしいサイン

  • 結婚を急がせる、「結婚したら従うのが当然」と言う
  • 「主従なのだから」と、お仕事やお金、人付き合いまで決めようとする
  • 結婚の話をはぐらかす、今ご結婚されているかどうかに答えない
  • 限度の話を嫌がる、断ると不機嫌になる

結婚は、暮らしやお金、周りの人との関係も重なっていくぶん、あとから距離を置きにくくなることがあります。だからこそ、結婚の前に立ち止まることは、失礼でも何でもありません。 見分けるときの目安は、ドミナントの見分け方|導く人と、支配したいだけの人の違いでくわしくまとめています。

M女性の結婚相手探し:場所によって、引き受けることが違う

一般の婚活(相談所・アプリ)SNS・掲示板仲介型の相談所(イディオ)
嗜好の話打ち明ける時期をご自分で考える話しやすいが、相手の名乗りが頼り委ねたい側か導きたい側か、大まかな方向を事務局がうかがってご紹介
お相手の確認基準はサービスごとに違うご自分で判断する男性は事務局が身分証で確認
会う日時と場所サービスごとに違う当人どうしで決める事務局が調整する
お断りの連絡サービスごとに違うご自分で伝える事務局からお相手に伝える
結婚への考え結婚を目的にしたサービスが多い人による。確かめにくい人によって違う。お会いするなかで、お二人で確かめる

どこが良い悪いではなく、何をご自分で引き受けることになるかが違います。委ねたい気持ちが強いときほど、見極めをひとりで背負わなくてよい場所を選ぶことも、大切な身の守り方だと思います。

面談は、会う前の安心の土台です

イディオでは、ご入会の前に、男性も女性も全員とビデオ通話で面談しています。

嗜好についてうかがうのは、お相手に委ねたい側か、導きたい側かという、大まかな方向だけです。くわしいことは、お相手と出会ってから、お二人のあいだで少しずつ確かめていただければ大丈夫です。

  • 男性は、身分証でお名前・ご住所・ご年齢・今のお仕事の内容を確認しています
  • 面談で目的をうかがい、その日限りのお相手をお探しの方には、ご入会をお断りすることがあります
  • お相手の男性も、同じ面談を受けてからご紹介に進んでいます

面談は手間に感じるかもしれません。けれど私どもは、面談を「会う前に、事務局がお相手とビデオ通話でお話ししていること」という安心の土台だと考えています。

→ イディオの三つのお約束は、トップページの「お預かりしないから、守ることができます。」でご覧いただけます。

サブミッシブの真剣交際・結婚を考える方へ

イディオは、ドミサブの関係を分かり合える方と、真剣なお付き合いやご結婚を目指すための相談所です。お相手のご紹介はトビラの会が行っています。

  • ご入会面談は男女とも無料です。面談専用の公式LINEで、ビデオ通話で行います
  • お写真は預かりません。お相手にお伝えするお名前は、呼ばれたいお名前で構いません
  • お断りは事務局からお相手にお伝えします。ご自身で言いにくいことを言わずに済みます
  • お会いする日時と場所は事務局が調整し、前々日と前日にリマインドが届きます。当日はお二人でお会いいただきます
  • 全国でお引き合わせしています。おやめになるのも、いつでも結構です
  • ご結婚されている方をご紹介するときは、そのことをご紹介の前にお伝えします
  • ご入会は20歳以上の方に限ります

女性はご入会金・年会費をいただいていません。
※お約束のキャンセルや無断での不参加など、会員規約(トビラの会)に定める場合には、違約金をいただくことがあります。

→ ご面談からお会いするまでの流れは、トップページの「お会いするまで、4つの段階。」をご覧ください。

よくあるご質問

サブミッシブのまま、結婚はできるのでしょうか?

ご結婚をお約束することはできません。ただ、委ねたいという気持ちがあること自体は、結婚をあきらめる理由にはならないと私は思います。大切なのは、その気持ちを話せるお相手と出会えるかどうかです。

嗜好を言わずに結婚するのは、お相手に悪いことでしょうか?

良い悪いで決められることではないと思います。誰に、いつ、どこまで話すかは、ご自身で決めてよいことです。ただ、話さないままでいることが苦しいと感じているなら、その気持ちは大切にしていただければと思います。

M女性と名乗っていても、申し込めますか?

はい、もちろんです。「M女性」でも「サブミッシブ」でも、言葉が決まっていなくても構いません。Mとサブミッシブの違いは、サブミッシブとは? M女性との違いと「委ねたい」気持ちの正体でお話ししています。

まだ結婚を決めていなくても、申し込んでよいですか?

はい。イディオは、真剣なお付き合いやご結婚を目指す方のための相談所です。ご面談のあとで、ご入会を決めていただいて構いません。お相手がどのくらい結婚を考えているかも人によって違いますので、お会いするなかで、お二人で確かめていただければと思います。

まとめ:話せる人と、結婚を考える

  • サブミッシブの女性が結婚相手に求めているのは、支配の強さより「この人になら話せる」という安心だと感じている
  • 行き詰まりを感じるのは、努力不足ではなく、探している場所の作りによるものかもしれない。一般の婚活では嗜好を、嗜好の場では暮らしの話を、言いそびれることがある
  • 男女で「結婚」や「主従」の思い描き方がずれることはある。困るのはズレそのものより、ズレを話せないこと
  • 結婚を考えるなら、限度の話とあわせて、暮らしや人付き合いの話も確かめる。見極めを、ひとりで背負わなくていい

隠してきた気持ちごと話せる相手がいる、と思えることから、結婚の話は始まるのかもしれません。気になることがあれば、LINEでいつでもお尋ねください。

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まずは、お話を聞かせてください

ご入会を決めていない段階でも構いません。ご面談は無料で、ご自宅からビデオ通話で受けていただけます。

真柴 渉

この記事を書いた人

真柴 渉

トビラの会 カウンセラー。SM・ドミサブの嗜好を持つ方の面談とご紹介を担当。パートナー成立・ご成婚多数。安全を最優先に、心の相性を大切にしたご縁づくりをお手伝いしています。

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